Not western, Nothan favorite jewel ...

灰色の四角い空の下を
今日もあらゆる欲望が埋め尽くす
その中で光を見失わず前を向いて歩けるのは
いつも君がこの街の片隅にも
汚れのないものが残っている事
教えてくれるから

疲れ果てた体で眠りについた君を
僕は息をひそめて見ていた
世界中でただひとり僕だけが知っている
無防備で愛しい横顔

当たり前のように陽射しが降り注ぎ
優しい風揺れたある日の事

僕の中で何かが
そっと強く確かに変わって行くのを
ひとり感じていた

悲しくなんかないのに涙がこぼれたのは
君の想いが痛いくらいに
僕の胸の奥のキズ跡に染み込んで
優しさに変えてくれたから

もしも君が深い悲しみに出会ったら
僕にもわけてくれるといいな
その笑顔のためなら何だって出来るだろう
僕の大切な宝物
僕の大切な宝物