テクノスーパーライナー、構想と顛末。

テクノスーパーライナー(TSL, techno super liner)は、
運輸省が中心となって計画し、
最新の船舶技術を使用して建造された高速船の総称です。
実験船が2隻、実用船が1隻建造されました。

その一隻がこのTSL-F船型「疾風」です。
他には静岡で短期間フェリーとして運用されたTSL-A船型「希望」や、
新高速小笠原丸として期待された、小笠原TSLなどがありますが、
どれも燃料コストからの採算性問題から全て廃船となっている。

乗り物好きのカウボーイは高速船開発にはワクワク期待しますが、
運用目的で膨大な開発費を賭けて開発成功した上での、
なんとも勿体ないお粗末な顛末の事実。やりきれませんね〜(>_<)